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  • 2014.12.06 Saturday

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うずらを食べる

  • 2013.10.12 Saturday
今日はうずらを2羽、殺して食べた。うずらも鶏のように「絞める」というのだろうか。イスラム式には首を切って落とすので、絞めるのとは少し違うけれど。
うずらの交尾は、かなり激しいものだ。オスは、メスの頭や背中をつっついたり、嘴で挟んだりして、メスの背中に乗る。あまりに激しくつつくので、メスの後頭部や背中が禿げてしまうほどなのだ。一羽は、背中の羽が一切なくなり、頭から出血してかさぶたができていた。まるで強姦されているようで、その姿を痛々しくて見ていられなかったので、ハリルがいないあいだは傷ついたメスを網で囲って保護しておいた。
ハリルが戻ってきて、どうもオスの割合が大き過ぎるんじゃないかということで、その肉を食べることにした。本当は大事に育てているうずらを殺したくないと、ハリルは思っていただろうけれど。





すべてのうずらの中からオスを2羽、選んだ。オスとメスの見分け方が分からないのだが、後頭部や背中に傷がなくて、体格のいいのを手がかりにするしかない。



2羽は小屋の外に持ち出して、ハリルがナイフで首を落とした。やっぱりその瞬間は、痛々しいし、からだ中に力が入ってしまい、「ぎゃー!」と声も出てしまいそうだった。そしてなによりも、首を切った後でもからだがバタバタして飛び立つ勢いだったのだ。後で考えたら鶏もそうだったが、もうそのときは犬や猫も寄ってくるし、テンパってしまい、声を出さないようにするのが精一杯だった。ハリルはしばらく2羽の体を押さえて、動かなくなるのを待った。頭は犬や猫にやり、からだをわたしが台所に持ち帰った。
うずらの捌き方は知らなかったが、鶏と同じかと思ってまずは毛をむしった。羽はためておいて、後で枕やクッションの中身にする。その後、手羽とももを落とした。その後はお腹を開いて、内臓を取り出す。腸などは動物にやり、心臓と肝臓は人間が食べる。そしてなんだか分からないうちに、こうなった(下の写真)。





ところがなんと、これらは2羽ともメスだったのだ。お腹を開いたら、白い卵が二対入っていた。ショック。メスは卵を産むので殺したくなかったのに。ハリルは、いずれにしてもこのうずらたちは一年経っているので、時間の問題だったというが。
そうして捌いたうずらは、スープにした。まずはその黄色い脂を炒めて、肉を炒めてから水を注いだ。スパイスはクミンと黒胡椒のみ。たまねぎ、にんじん、じゃがいもを入れて煮込み、トマトも途中でたくさん入れた。最後にキャベツを少し煮込んですりおろしたにんにくも入れ、味を整える。
そうやって数時間煮込んだスープだが、ハリルたちの仕事の都合で一緒に食べられなかったので、残念ながら写真は撮れなかった。でもその味はとてもおいしいものだった。みんな唸っていたし。そしてチキンのスープとはまったく違う風味だ。





上の写真は、前々回孵化した十数羽と、前回孵化した雛たち。産まれてから数日を乗り切れば、うずらはほとんど病気にならずに育ってくれる。
さて、一週間後には犠牲祭がある。うちは今年も羊を殺すそうなのでよかった。というのは、牛を殺すとなると、大きいので本当に大変だからだ。牛も首を切って殺すのだが、そう簡単には死なないだろう。だから死ぬまでの時間、苦しんでいる牛を見るのはとてもできそうにない。でも現実には、そうやって殺された牛の肉を食べているんだけれど、うずらでビビっているわたしなので、牛は無理だ。しかも、自分が世話をしてきた牛を殺すなどできそうにない。でも、他人の手によって殺されるくらいなら、自分たちで殺して食べた方がいいかもしれない。こんな考えで堂々巡りしている。

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  • 2014.12.06 Saturday
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コメント
私は鶏をしめるのに立ち会って、羽の処理担当したことしかないんだけど、友人の話によると慣れるらしいです。数年後には牛にも参加するのではないでしょうか。生まれた時から肉はこうして食べるものなら、なんの戸惑いもないだろうね。タイの山岳民族の村に行った時は、小さい子供も普通にフクロウかなーをしめてたので。。。こちらでは鹿肉です。
  • さわ
  • 2013/10/14 5:07 PM
うーん、うずらのスープに喉がゴクリと鳴ってしまいました。首を切った後にバタバタする様子を想像した後であるにもかかわらず…。でも生き物を殺すということはそういうことなのでしょうね。残さず最大限に食べつくすようにしたいです。

 kumikoさんが羽枕やクッションを手作りしたら…出来上がりが楽しみです!(以前、既製品の羽枕の中身を出して形を作り変えていましたよね)
  • mizuki
  • 2013/10/15 12:23 AM
私が子供の頃は、近所のおじさんが鶏を押さえておいて一刀で頭を落とし、放していました。血を流しながら首無し鶏は走ってぱたりと倒れる。そのあとは吊ってのこりの血を抜いて羽むしって捌いて・・・
今は首落としても走らせず吊っていますが(最初に吊っておいて首を切る)
ちなみに猪もユンボでつり上げて捌く事もあります。

元々こんな人間ですし、職業(医療従事者)とあいまって、普通に解体の話しながらでも食事が出来ます。家族からは冷血とか言われますが(^^;

結局はスーパーで買うパック入りの肉買うのも、こうして捌くのもある意味同じ気がしているこの頃です。命を頂く事には変わらないと言う事で。

そう言えば、ヤマドリや雉子も美味しいですよ。我が家は猟はしませんが、猟期になるとヤマドリや雉子、鹿、猪の肉が買えますし、貰えます。私は獣系より鳥系とか兎の肉が好きなので、今年こそ汁か鍋をと思っています。

ちなみに我が家でも現在鶏のヒナが数羽孵っていますよ(^^

  • 2013/10/15 12:46 AM
せっせと世話していたウズラが発情期になって、
羽根は枕に、頭は動物に、肉はスープに。
なんて自然でドラマチックな日常なのでしょう。
私もウズラや魚はお手伝いできそうな気もするけど、
牛は無理だろうなぁーーー
ひと月ほどは眠れなくなりそうな気が・・・

ウズラの煮込み料理、1度仙台のレストランで食べたことがあります。
すごくおいしかった。
また食べてみたいけど、どこで手に入るのか見当もつきません。
ウズラの飼育、どんどんうまくいくといいですね。
オスメスの見分け方調べてみたらこう書いてありました 

1性別判定は生後2ヶ月頃ならできて お尻(肛門)付近を見て

赤く腫れあがったようになってればオスです。

メスの場合は膨らみが小さいです あとは鳴き声が違うようで

雄は、「グワグワー」「ゴッゴワー」と大きく やや濁った声で

雌は「ピッピー」「ピピピピー」とかわいい小さな声で鳴くそうです



  • Tame
  • 2013/10/16 3:17 AM
あと・・捌き方なんだけど鶏はうちでは血抜きしたあと お湯を沸かして逆さにいれてだして羽むしってました そうすると表面殺菌こうかもあるとばあちゃんに教えてもらってんだけど・・
  • Tame
  • 2013/10/16 3:20 AM
sabakujinさんって「生きてるなぁ」と、しみじみとしてしまいました。
おいしいスープの写真は無いのに、むしった後の羽とお肉の部分の写真があって、それがなんだかとても現実的で不思議な感じです。
うずらの交尾の様子も生々しくて、メスのうずらとして生まれてこなくて良かったな、って思ったり。
色々と考えてしまいました(笑)。
みなさま
まとめて返事を書こうと思ったのですが、
みなさんそれぞれに経験や感想も違うようなので
やはり一人一人お返事します!
今日は犠牲祭です。血を見ます。

さわさん
鹿肉は、野生のものを捕って殺すのかな?
うずらや鶏の処理に慣れるということはあると思う。
でも牛はね、ちょっと違う気がするんだよね。
欧米のように電気ショックで一瞬で殺してから捌くならともかく、
ナイフで首を切る作業はものすごいエネルギーがいります。
人間の数倍大きな動物だしね。
でも今日は牛の現場を見ると思う。

mizukiさん
スウェーデンで作った枕は、たしかイランから持ってきた
弟の奥さん作のもので、野鳥の羽が入っていたものだと思います。
それと同じようなものを今縫っているんですけど、
例によってミシンがね…。
もう投げ出したいです!

昇さん
スーパーで小分けにして売っている肉は、なんとなく
「もう死んでいる」気がしませんか?
でも殺したて(笑)は本当にまだ「生きている」命を食べる気がするんです。
野鳥がおいしいのは分かります。兎も!
たしか鶏は昇さんが捌くんでしたよね? すごいなあ。
それで、たしかに医師や看護師が、わたしにメス針をいれながら
痛そうな表情をしていたら困りますよ〜
冷血とは言いませんが、理性的であってほしいと思います(笑)。

ボーダさん
そうなんです。牛はちょっと違うんです。
牛を殺したときの犠牲祭の様子を録ったビデオがあるのですが、
どうしても見ることができません。
首に紐をかけられて、逃げようとしている牛を
何人もの人間がおさえこもうとしている…
もうそこで、停止ボタン→巻き戻しです。
うずらがどこで手に入るかって?
もちろん、うちです!
来年でも再来年でも、ゆっくり計画を立ててぜひいらしてください。
家も整ってからの方が快適だと思うので(笑)。

Tameさん
ありがとうございます!
わたしもネットで調べてみて、雄のふくらみを押してみて
白い泡(精子?)が出たら雄だというのと、
胸のあたりのゴマ模様が雌だという情報を得ました。
鳴き声は難しいですね。たしかに、雄は雄叫びを上げてますが(笑)。
鶏は、体をすべて湯につけるということですか?
そうすると、羽も濡れてしまって、使えなくなりますよね?
もっとも鶏の羽を枕に使ったりしないんでしょうか。

papricaさん
そうなんです。
ここでの生活は「生きている」と実感することができるんです。
東京にいたときは、それが足りないと感じていました。
スープは、夜遅くになって帰ってきた彼らが、
飲むとか飲まないとか言っているうちに、おいしすぎて
ほとんど飲んじゃったんです(笑)。
翌朝、写真を撮るほどの量が残っていませんでした〜
いやほんと、うずらの雌じゃなくてよかったですよ。
わたしのようなやさしい飼育係はそうそういないでしょうしね。ククク
うん、鹿肉は猟銃か罠で捕まえたのを迅速に解体した肉です。
けっこう若い夫婦が、畑の網にかかった鹿とかを
二人で解体して食べていたりします。
どうでしたか、犠牲祭?
  • さわ
  • 2013/10/18 9:18 PM
ほほー。
そうか。畑に来るから天敵でもあるんだね。
犠牲祭のことは、なんだかしっちゃかめっちゃかになったけど
いくつか記事を書きました。
アップするよ!
あたしはそうゆうこと考えられない。
だから動物の肉とか一切食べない。
本当にかわいそう。
  • ルイ
  • 2014/11/30 5:16 PM
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